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ハイメール通信No.597 テロを未然に防ぐために

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ハイメール通信No.597 2016.5.3
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1.テロを未然に防ぐために
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先月18日、エルサレムで起きたバス爆破テロ(20人負傷)に関して、ガザ地区を実効支配するイスラムテロ組織ハマスが犯行声明を出しました。自身も重傷を負い死亡したテロリストは、ベツレヘム出身の19歳の若者。死亡が確認されると、親族100人以上が菓子を配って「テロの成功」を祝い、通りには殉教者ポスターが張り出されました。今回のテロは、2000年代に吹き荒れた爆弾テロの嵐を彷彿(ほうふつ)とさせる出来事でした。この1、2カ月ほどテロの減少傾向が続いていただけに、市民の心理的影響は大きいものがあります。

2015年秋に、若者による単独テロの波。ハマスは当初からこれを激励すると同時に、自らも加わって組織的なテロを展開しようとしていました。この半年間、イスラエルは緻密(ちみつ)な捜査を続け、致命的なテロを防いできました。昨年末には東エルサレムでハマスのメンバー25人を逮捕、かつてない規模の爆薬製造所も見つかりました。ここ数カ月の間にもヘブロンと東エルサレムで3箇所の武器製造所が摘発され、数台の工作機械と共に、簡易製のパイプ爆弾から無反動砲などの本格的な銃器まで、さらに大量の化学薬品が押収されました。これらがもし発見されていなければテロで使われ、多くの犠牲者を出していた可能性があります。

ハマスは、ガザ地区からイスラエル側に侵入する地下トンネルを作り続けています。先ごろ発見されたトンネルは、2年前のガザ紛争から教訓を得て、より深く、かつ崩落しにくい構造に進化していました。イスラエル軍もトンネル対策に特化した戦術や技術開発を進めながら警戒と監視を続けています。

<祈り>
1.テロ被害者の心と体の癒やし、慰めのために。
2.軍や警察、情報機関などすべての治安関係者が守られ、テロを未然に防げるように。緊張下でも過剰な武力行使の衝動から守られるように。 
3.パレスチナの若者が破壊や死の誘惑から救い出されるように。
4.普通の生活を願うアラブ系市民やパレスチナ労働者も大勢います。イスラエル政府に知恵が与えられ、治安対策と共に、彼らに対する最善の政策を取れるように。
5.ユダヤ人、パレスチナ人双方が、真の平和の君を知ることができるように。

シオンのために、わたしは決して口を閉ざさず エルサレムのために、わたしは決して黙さない。(イザヤ62:1)【新共同訳】


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